よかれと思って…失敗談!

みなさんこんにちは。ネコ萌えがとまらない羊毛フェルト作家のHirOkOです。

うちのコたちには快適にすごしてほしい、できるかぎり一番良くしたい!と思って環境を整えていますが、ときに、余計な手出しをしてしまうことがあります…。(~_~;)

良かれと思ってやってみたけど猫には不評だったこと、をお話ししますね。

失敗1.キャットタワーのカップ内にクッションを置く

うちのコたちがまだ1歳未満の子猫だった頃のことです。

のぼりやすいように低めのキャットタワーを購入して設置したところ、すぐに小さいからだで力強くよじのぼって遊んでくれました。

クラフトラックでつくった猫棚とあわせて窓辺への動線ができたことで、当時の彼らにしては高い場所へあがれるようになったため、よく使ってくれるので設置して良かった!と思いました。

購入した猫用品をすぐに使ってもらえると嬉しいですよね。(*‘∀‘)

そこで、ふと、キャットタワーについているカップの底が「そのままだとかたいのでは?」と思ったのです。

せっかくこんなに気に入って使ってくれているなら、もっと使い心地が良いようにしてあげたい…やわらかい方が寝るのには気持ちいいにちがいない…と、カップ内にクッションを置きました。これが大失敗。(~_~;)

クッションを置いたとたん、まったく使ってくれなくなってしまいました…。通過してもくれない…。

これは後から確信したことですが、うちのコたちの場合、『足もとがふわふわして不安定になる場所やものが好きではなかった』のです。

かたい感触が好きだったのに、クッションを置くことでやわらかくなってしまったため使わなくなってしまった…あわててクッション撤去しました。

丸くて小さいクッション、サイズ感の合うものをわざわざ大きめの家具屋で探して購入しましたが、あえなく1日でお役御免。

失敗2.夏場にもこもこの猫ベッドを片づける

ケージ内に子猫のときから使っている、ボア製のもこもこであったかい猫ベッドがあります。

成猫になった二匹が同時に入っても、余裕ですっぽりと包みこまれる大きめサイズ。うちのコたちのお気に入りで、冬はこたつと、このベッドを行き来しています。

うちのコたちは10月に我が家にきたので、冷える冬にそなえて購入したものでした。

想像以上に気に入ってくれて、毎晩、必ずこのベッドで二匹で寄り添って丸まって眠る姿が可愛くて、買ってよかった猫用品ベスト3に入ります。(*‘∀‘)

そんな猫ベッドですが、冬が過ぎて最初の夏がきたとき、さすがに暑いだろうなぁと思ってケージから出しました。代わりに、素材の異なる大きなベッドを用意して、暑い夏の間はこちらに模様替えしてくれたらいいなと思っていましたが…。

まったく使ってもらえませんでした。(~_~;)

それどころか、洗濯してからしまっておこうと思って部屋の隅に避けておいたボアベッドの方に、わざわざもぐりこんで寝ていたのです。

『夏用』『冬用』なんて概念は人間のものであって、猫たちにとっては『気に入ってるかそうでないか』でしかないようです。

そもそも、真夏でもクーラーをつけっぱなしで部屋の中は涼しいので、あたたかい場所も少し残しておく方が良いのかもしれません。

猫には猫の好みとこだわりがあるんですね。

気分良く使っていたのに、使い勝手を悪くしてしまって申し訳ない…((+_+))

 

今まで使ってくれていたのに、急に見向きもしなくなっちゃったなと思うようなこと、ありませんか?

それはもしかしたら、良かれと思って余計なことをしてしまったせいかもしれません。

人間の「良さそう」と猫の「良い」はイコールではないなぁと、今日もかたい場所で気持ちよさげに眠るうちのコたちを見ながら思うのでした。